第67回日本観光ポスターコンクール結果発表

平成31年3月20日、東京・日本消防会館において、第67回日本観光ポスターコンクール審査会を開催しました。本コンクールには全国より147作品の応募があり、52作品が第一次審査を通過いたしました。専門審査会はこの52作品を対象に専門的な観点から各賞を決定するもので、審査員には評論家の山田五郎氏、写真家・映画監督の宮澤正明氏、グラフィックデザイナーの左合ひとみ氏をお迎えし、審査会が行われました。

その結果、国土交通大臣賞は、『世界遺産 富岡製糸場』(群馬県富岡市)、総務大臣賞は『「秋田犬の里」集中プロモーション『行け、行け、アキタ。』』(秋田県)に決定したほか、観光庁長官賞、日本観光振興協会会長賞、審査員特別賞(1点)、審査員特別奨励賞(1点)、入賞(2点)の各賞もそれぞれ決定いたしました。
また、インバウンド賞には『「GO!OGA!(英語版)」』(東日本旅客鉄道株式会社秋田支社)が選ばれました。
平成31年2月8日~3月11日に行ったインターネット投票による、オンライン投票部門の結果も承認されました。

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【オンライン投票について】
ポスターコンクール専用サイトに設けた投票ページより、第一次審査を通過した作品の中から、「ここに行ってみたい」「とても魅力がある」と感じたポスターに、一人3票まで投票していただきました。(重複投票は無効)
・投票期間:平成31年2月8日~3月11日
・有効投票者数:11,101名
・有効投票数:21,911票

国土交通大臣賞

世界遺産 富岡製糸場【富岡市】

作品名 世界遺産 富岡製糸場
出品者 富岡市
制作者 株式会社トレードマーク
作品コンセプト

2014年に富岡製糸場は世界遺産に登録されました。そのニュースは知っていても、なぜこの場所が世界遺産に選ばれたのかは意外と知られていません。実は「生糸が軍艦をつくる」といわれるほど製糸産業は栄んで、当時の日本の経済を支えていたのです。「どうして世界遺産なんだろう。」というコピーを軸に、富岡製糸場に興味を持ち、足を運んでみたくなるようなポスターを作成しました。また、同様のコンセプトでブランドブックを作成し、製糸場を見学したあとに読むことでより深い理解を得られるようなしくみになっています。

総務大臣賞

「秋田犬の里」集中プロモーション 『行け、行け、アキタ。』【秋田県】

作品名 「秋田犬の里」集中プロモーション 『行け、行け、アキタ。』
出品者 秋田県
制作者 株式会社JTB秋田支店/株式会社JTBコミュニケーションデザイン
作品コンセプト

秋田県のシンボルでもある秋田犬が、県内各地の観光情報を現場からリポートするというストーリーを背景に、現地の空気感を再現しながら、美しく上質な、それでいて親しみやすい秋田を表現したシリーズ広告です。首都圏からの観光客誘致とイメージアップを目的とし、第4弾となる本キャンペーンでは、秋田県内の「フォトジェニック」な観光コンテンツをチャーミングな「秋田犬」が紹介しています。

観光庁長官賞

渥美半島田原市の四季の魅力 【渥美半島観光ビューロー】

作品名 渥美半島田原市の四季の魅力
出品者 渥美半島観光ビューロー
制作者 株式会社エクスラージ
作品コンセプト

年間を通して温暖な渥美半島・田原の魅力を知ってもらうために「肌で、たのしむ」をキーワードにしました。 「菜の花畑をふわりと風が通り抜ける感覚」「波の音と一緒に灯台と夜空の光を浴びる感覚」「夏の火照りがやわらいでいく夕暮れ(オレンジ)の感覚」「澄んだ空気の中、天の川の上にいるような感覚」

日本観光振興協会会長賞

Photogenic City 室蘭【室蘭観光推進連絡会議】

作品名 Photogenic City 室蘭
出品者 室蘭観光推進連絡会議
制作者 株式会社電通・株式会社たき工房
作品コンセプト

「鉄の町」で知られる北海道、室蘭市を、工場夜景を代表とする「産業による絶景」と北海道ならではの「自然による絶景」という二つの絶景が共存する町=「日本一のフォトジェニックシティ」としてアピールする観光ポスターです。 被写体としての魅力を感じてもらう取り組みとして毎年開催される24時間滞在型フォトコンテスト『撮りFES in MURORAN』でのグランプリに選ばれた参加者の応募写真を実際に使用し、たとえ24時間の滞在でもこんなに魅力的な絵が切り取れるという実例をビジュアルにしながら、ポスターに触れた人が、世界がまだ知らない室蘭の魅力を求めてカメラと共に訪れたくなることをめざし、作成しました。

インバウンド賞

「GO!OGA!(英語版)」【東日本旅客鉄道株式会社秋田支社】

作品名 「GO!OGA!(英語版)」
出品者 東日本旅客鉄道株式会社秋田支社
制作者 株式会社ジェイアール東日本企画秋田支店
作品コンセプト

「男鹿のナマハゲ」は「来訪神:仮面:仮装の神々」として、ユネスコ無形文化遺産に登録されました

審査員特別賞

愛知デスティネーションキャンペーン 未来クリエイター愛知 想像を超える旅へ。【JRグループ】

作品名 愛知デスティネーションキャンペーン  未来クリエイター愛知 想像を超える旅へ。
出品者 JRグループ
制作者 株式会社ジェイアール東海エージェンシー/株式会社JTBコミュニケーションデザイン
作品コンセプト

愛知観光の特徴でもある、最先端テクノロジーに象徴される世界をリードするものづくり文化を体験する「産業観光」、また、三英傑に代表される歴史遺産や個性豊かな食文化、そして誇るべき農業、自然、祭り、などなど、そこには未来を創造してきたクリエイターたちが常にいました。そして、今でも、未来を切り拓くクリエイター精神あふれる地、それが愛知です。 そういった愛知観光の魅力を、キャッチフレーズ「未来クリエイター愛知」をシンボライズしたキャラクター(ロボット)を作成して表現しました。 ビジュアルは、キャラクターが、県内に点在する「未来クリエイター」に出会い、愛知の旅の魅力を発見していくストーリーで構成しています。

審査員特別奨励賞

あなたの六合 こなたの六合【群馬県吾妻郡中之条町】

作品名 あなたの六合 こなたの六合
出品者 群馬県吾妻郡中之条町
制作者 群馬県立女子大学文学部国文学科「六合えむプロジェクト」
作品コンセプト

訴求対象:中之条町への来訪者と中之条町の町民/テーマ:あなたの六合(せかい) こなたの六合(くに)/メッセージ:天空の湖 野反湖。その分水嶺にたたえられた水は、日本海側へと流れる。夏の夜空には天の川がそびえ立って流れる。強酸性水に生きる苔 チャツボミゴケ。その体内に酸性の水を取りこみ、鉄鉱石を産み出す。この地に刻まれた地球の歴史を語る。群馬県中之条町六合地域の風景に、六合の方言をそえて、いきいきとした六合をあなたに届けたい。旅の途中のふとした瞬間に、日常のふとした瞬間に、ほんとうの六合(せかい)を感じていただけますように。その出会いが幾重にも幾重にもかさなりあって、心がふくらんでいきますように。

入賞

JEWELRY ICE(ジュエリーアイス) 【豊頃町観光協会】

作品名 JEWELRY ICE(ジュエリーアイス)
出品者 豊頃町観光協会
制作者 株式会社プロコム北海道
作品コンセプト

厳寒の限られた時期にしか見ることのできない「ジュエリーアイス(氷塊)」の神秘的な空間を多くの方々に体験していただきたく、それぞれのキャッチコピーで呼びかけています。

入賞

福滋県境 鉄道遺産回廊「長浜、敦賀、南越前」【長浜市・敦賀市・南越前町観光連携協議会】

作品名 福滋県境 鉄道遺産回廊「長浜、敦賀、南越前」
出品者 長浜市・敦賀市・南越前町観光連携協議会
制作者 株式会社ライトスタッフ
作品コンセプト

長浜市、敦賀市、南越前町には、旧国鉄北陸線でつながる鉄道遺産をはじめとする数多くの共通した歴史遺産が残っています。3市町が連携してこれらの持つストーリーとその魅力を発信し、広域的に観光誘客を図るため、ポスターを制作しました。

【オンライン投票について】
ポスターコンクール専用サイトに設けた投票ページより、第一次審査を通過した作品の中から、「ここに行ってみたい」「とても魅力がある」と感じたポスターに、一人3票まで投票していただきました。(重複投票は無効)
・投票期間:平成31年2月8日~3月11日
・有効投票者数:11,101名
・有効投票数:21,911票

オンライン投票部門 1位

絶景をハシゴする 【長州路観光連絡会下関長門連携事業専門部会】

作品名 絶景をハシゴする
出品者 長州路観光連絡会下関長門連携事業専門部会
制作者 five o'clock shadow
作品コンセプト

「絶景」というテーマで下関市・長門市の誇る絶景スポット角島(下関市)と元乃隅神社(長門市)のポスターを制作。「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」第3位に選ばれた「角島」とアメリカニュース専門放送局CNNが発表した「日本の最も美しい場所31選」の元乃隅神社。国内外から注目を集める両市の絶景スポットは近隣県には一定の認知度はあるものの、更なる認知度拡大に向けて訪日外国人も含めて利用者の多いJR主要駅に設置。テレビ、雑誌等でのメディア露出増を背景に「どこかで見たことがある」方も増えています。二つの絶景スポットが合わせて見れるなら「行ってみたい」と思わせるポスターを目指しています。

オンライン投票部門 2位

小樽ゆき物語・余市ゆき物語 【一般社団法人小樽観光協会】

作品名 小樽ゆき物語・余市ゆき物語
出品者 一般社団法人小樽観光協会
制作者 株式会社北日本広告社
作品コンセプト

小樽と余市の冬季観光振興の取り組みとなる長期プロモーションの「小樽ゆき物語」「余市ゆき物語」を印象付けるため、小樽はメイン企画の「青の運河」を1枚の写真で象徴的に表現、余市は同じく「ニッカ冬のナイトツアー」の1枚で大きく打ち出し、冬の小樽と余市への訪問喚起を目的とした。 小樽は、約3か月の間点灯しているイルミネーションを題材に、運河、青、雪を幻想的に魅せる一方で、余市は、冬の夜の工場がライトアップされた特別なワンシーンを取り上げ、観光客に向けては、それぞれの地域性を印象づける仕上がりとなった。また、地域の住民には自分たちが住む地域への目新しい感じ方と誇りを持ってもらうきっかけづくりにもなった。

オンライン投票部門 3位

北海道観光ポスター「Good day 北海道」 【公益社団法人北海道観光振興機構】

2017-000096-01

2017-000096-02

2017-000096-02

2017-000096-02

作品名 北海道観光ポスター「Good day 北海道」
出品者 公益社団法人北海道観光振興機構
制作者 株式会社 北海道ジェイ・アール・エージェンシー
作品コンセプト

表現制作の狙いは「この景色を眺めている自分」を想起いただくこと。 ステレオタイプの北海道ではなく、観光客目線でその光景を「見たい」「感じたい」「溶け込みたい」と共感いただける四季のロケーションを選定。 写真の強さと感動を表現した観光客目線のコピーで構成し、北海道旅行への関心と憧れを喚起。

オンライン投票部門 4位

「冬に恋。函館second season」 【函館市】

作品名 「冬に恋。函館second season」
出品者 函館市
制作者 株式会社電通北海道
作品コンセプト

函館を代表する景色と,そこを訪れる恋人の写真で構成するポスターです。冬や雪は,函館の景色をより一層魅力的に見せるもの。寒くてもずっと楽しんでいたいと思わせる函館の街の魅力を訴求しました。

オンライン投票部門 5位

大分県由布市-おしえたくなる時間があります。 【一般社団法人由布市まちづくり観光局】

2017-000096-01

2017-000096-02

作品名 大分県由布市-おしえたくなる時間があります。
出品者 一般社団法人由布市まちづくり観光局
制作者 山口靖雄
作品コンセプト

人気観光地・由布院温泉の他にも魅力あるスポットがある大分県由布市。 この地に暮らす私たちが、お客さまをご案内する際、案内する場所と同時に大切にしているのが訪れる時間です。由布岳を間近に感じる展望スポット、森林浴が楽しめる原生林、石畳の風情が情緒ある温泉街、名水が湧き出る水源。これらには「この時間に行くといいですよ。」というオススメの時間があります。 この時間の、この場所が素敵だから行ってみて欲しい、だからおしえたくなるんですという想いを、画像とテキストで表現しました。ポスターをご覧になった皆さんに是非この時間の、この場所を訪れていただき、「その想いが分かった。」と共感いただければ嬉しいです。

オンライン投票部門 6位

上越市観光イメージポスター 【新潟県上越市】

2017-000096-01

2017-000096-02

作品名 上越市観光イメージポスター
出品者 新潟県上越市
制作者 エムエー・プランニング
作品コンセプト

新しい観光イメージポスターを作製するにあたり、市外の方はもちろん、市民の皆さんにもあまり知られていない、このまちの暮らしの中で形づくられた「きらりと光る風景」に焦点を当てようと考えました。 キャッチコピーは観光振興課職員の中でアイデアを出し合い、それぞれのポスターで伝えたいメッセージに最も合うものを選びました。