第66回日本観光ポスターコンクール結果発表

平成30年4月27日、東京・日本消防会館において、第66回日本観光ポスターコンクール審査会を開催しました。本コンクールには全国より187作品の応募があり、53作品が第一次審査を通過いたしました。専門審査会はこの53作品を対象に専門的な観点から各賞を決定するもので、審査員には評論家の山田五郎氏、写真家・映画監督の宮澤正明氏、グラフィックデザイナーの左合ひとみ氏をお迎えし、審査会が行われました。

その結果、国土交通大臣賞は、『フルキ、ヨキ、ミライヘ。KANAZAWA』(石川県金沢市)、総務大臣賞は『ストーリーのあるまち 香美町』(兵庫県香美町)に決定したほか、観光庁長官賞、日本観光振興協会会長賞、審査員特別賞(1点)、入賞(4点)の各賞もそれぞれ決定いたしました。
また、本年度よりインバウンド賞が新たに設立され、国土交通大臣賞に続き『フルキ、ヨキ、ミライヘ。KANAZAWA』(石川県金沢市)が選ばれたほか、特別賞としてインバウンド奨励賞(1点)が選ばれました。
平成30年3月1日~3月31日に行ったインターネット投票による、オンライン投票部門の結果も承認されました。

【オンライン投票について】
ポスターコンクール専用サイトに設けた投票ページより、第一次審査を通過した作品の中から、「ここに行ってみたい」「とても魅力がある」と感じたポスターに、一人3票まで投票していただきました。(重複投票は無効)
・投票期間:平成30年3月1日~3月31日
・有効投票者数:14,295名
・有効投票数:27,286票

国土交通大臣賞 (インバウンド賞受賞)

フルキ、ヨキ、ミライヘ。KANAZAWA【石川県 金沢市】

作品名 フルキ、ヨキ、ミライヘ。KANAZAWA
出品者 石川県 金沢市
制作者 公立大学法人 金沢美術工芸大学
作品コンセプト

金沢の旅は、実は、未来へとつづく旅。 例えば、 金沢に訪れる人々を最初に出迎える鼓門。 禅哲学を再現した鈴木大拙館のモダニズム建築。 なんとなく覗いた小道に。ふと立ち寄った喫茶店に。 町のいたるところに。 過去から受け継がれた文化が その豊かな精神はそのままに カタチを変え現代に息づいているから。 100年後あるいは1000年後、私たちはどうあるべきか。 この町にくるたび教えられるような気がします。 フルキ、ヨキ、ミライへ。KANAZAWA

総務大臣賞 (オンライン投票部門 2位)

ストーリーのあるまち 香美町【兵庫県 香美町】

作品名 ストーリーのあるまち 香美町
出品者 兵庫県 香美町
制作者 有限会社 コパン・デザインソース
作品コンセプト

偶然に出会った美しい風景や文章が、人を救い、人生の新しい1ページを刻むことがあります。 兵庫県香美町。この町には、人々がその美しさに目を奪われ、敬い、人生のストーリーに変化や彩りを与えてきた大切な風景があります。 「ストーリーのあるまち」をコンセプトに、地域を象徴する風景とそこにまつわる情感豊かなエッセイで、日々の生活に少しだけ疲れてしまった女性の胸に響く、旅情を誘う作品を目指しました。 エッセイストには、旅エッセイに定評のある直木賞作家、角田光代氏を起用し、一緒に町を巡りながらストーリーを考えていただきました。 このポスターを通じて、香美町の魅力が多くの方々に伝わることを願います。

観光庁長官賞

幕末維新やまぐち デスティネーションキャンペーン 【JRグループ】

作品名 幕末維新やまぐち デスティネーションキャンペーン
出品者 JRグループ
制作者 株式会社 JR西日本コミュニケーションズ
作品コンセプト

日本全国の方々、特にシニア、歴史好き、ファミリーをメインターゲットに、萩・下関・山口エリアの「幕末維新」を軸とした観光資源の発信がテーマのポスターです。山口県の歴史や景色、自然、体験、感動と出会うことは、訪れる旅行者=「わたし」にとって、これまでの山口県へのイメージが一新したり、知らなかった魅力に出会えたり…。旅することで新しい視点や自分を感じられる機会となることを、山口県のイメージとも相性のよい「維新」というワードでくくり訴求しました。

日本観光振興協会会長賞

富田林観光ポスター ※イラストVer. 【大阪府 富田林市 観光交流施設きらめきファクトリー】

作品名 富田林観光ポスター ※イラストVer.
出品者 大阪府 富田林市 観光交流施設きらめきファクトリー
制作者 大阪府 富田林市 観光交流施設きらめきファクトリー
作品コンセプト

富田林市を代表する観光資源である寺内町。その450年前の街並みが残る上質な町のトーンと、「とんだばやし」の認知度アップを第一に考えました。市のカラーである富田林レッドで 「あてまげの辻※」を大胆に敷き、 遠目からでも地名を視認できるよう、 また読み違えないように、ひらがなを配置。また近くで見た時に、つい触れたくなるようなポスターにしたいため、のれんのような質感を追求しました。 布らしいリアル感を出すため、 現存する450年前の建造物などのパースを書き起こし、 それを布地に印刷してから、撮影しました。寺内町の素晴らしいところのは、 ほとんどが住んでおられることです。このポスターを通して、「とんだばやし」の魅力を、少しでも感じていただきたいため、接触時間を増やし、印象度を上げるためいろんな想いを込めました。

インバウンド賞 (国土交通大臣賞受賞)

フルキ、ヨキ、ミライヘ。KANAZAWA【石川県 金沢市】

作品名 フルキ、ヨキ、ミライヘ。KANAZAWA
出品者 石川県 金沢市
制作者 公立大学法人 金沢美術工芸大学
作品コンセプト

金沢の旅は、実は、未来へとつづく旅。 例えば、 金沢に訪れる人々を最初に出迎える鼓門。 禅哲学を再現した鈴木大拙館のモダニズム建築。 なんとなく覗いた小道に。ふと立ち寄った喫茶店に。 町のいたるところに。 過去から受け継がれた文化が その豊かな精神はそのままに カタチを変え現代に息づいているから。 100年後あるいは1000年後、私たちはどうあるべきか。 この町にくるたび教えられるような気がします。 フルキ、ヨキ、ミライへ。KANAZAWA

インバウンド奨励賞

インバウンドツーリスト・公共交通機関 利用啓発プロジェクト【大阪府 一般社団法人国際観光政策研究所】

作品名 インバウンドツーリスト・公共交通機関 利用啓発プロジェクト
出品者 大阪府 一般社団法人国際観光政策研究所
制作者 一般社団法人 国際観光政策研究所
作品コンセプト

訴求対象・訪日外国人ゲスト かねてより課題化している訪日外国人ゲストをターゲットとした「白タク」「白バス」「無許可有償送迎車両」の利用を抑止啓発するとともに、公共交通機関利用の啓発を事業者の人々が緩やかに、穏やかに取り組むための切り口の可視化です。

審査員特別賞

3つの世界遺産【岐阜県 美濃市】

作品名 3つの世界遺産
出品者 岐阜県 美濃市
制作者 アートファースト
作品コンセプト

美濃市が誇る3つの世界遺産、「本美濃紙」、「曽代用水」、「清流長良川の鮎」をテーマとしたポスターを本美濃紙に描いて作成することで、「世界遺産のあるまち美濃市」をPRしています。

入賞

ジュエリーアイス 【北海道 豊頃町観光協会】

作品名 ジュエリーアイス
出品者 北海道 豊頃町観光協会
制作者 北海道 豊頃町観光協会
作品コンセプト

十勝川を覆いつくす氷が太平洋に流れ出し、 河口の大津海岸に打ち上げられる。 氷の塊が太陽の光を受け美しく輝く自然現象です。 十勝の厳しい寒さと、母なる大河「十勝川」が 生み出す自然の神秘、それはまるで宝石のように美しい。

入賞

明石城築城400年 「謎めくあかし解きあかし-1」 【兵庫県 一般社団法人明石観光協会】

作品名 明石城築城400年 「謎めくあかし解きあかし-1」
出品者 兵庫県 一般社団法人明石観光協会
制作者 株式会社 電通西日本
作品コンセプト

2019年の明石城築城400年に向けたプローモションポスターとして制作しました。実は明石城は、1619年の築城時から、ただの一度も天守閣が建てられることがなかった稀な城です。城の象徴である天守閣がなぜ作られなかったのか。その謎を際立たせ、明石城と明石への誘いを狙っています。 東経135度に位置する「日本の標準時のまち」や、明石だこ・明石鯛に代表される新鮮な海の幸のイメージが強い明石ですが、まだまだ観光資源を有しています。ポスターを締めくくる「謎めくあかし 解きあかし」のごとく、知られざる歴史を紐解いていくプロモーションをこれからも続けていきます。

入賞

めぐみ めぐる てんり 【奈良県 天理市】

作品名 めぐみ めぐる てんり
出品者 奈良県 天理市
制作者 graf
作品コンセプト

奈良県天理市のブランディングプロジェクト「めぐみ めぐる てんり」。 当プロジェクトでは、“美しき健やかさを求めて”をキーワードに、古代から続く営み、目の覚めるような壮大な景色、日本最古の道「山の辺の道」、つながりを大切にする人びとの姿など天理の”めぐみ”を可視化し、イメージの普及を進めています。天理市外への発信を中心に、市内の方に向けて自分たちが暮らす場所を見て改めて魅力を感じていただくきっかけを届けるためにポスターを制作しました。5種類のポスターは、日常に親しまれている”めぐみ”のさりげない瞬間を切り取った場面であり、情緒豊かな土地がより伝わるようなキャッチコピーを添えています。

入賞

幸せホルモンあふれる旅。津山市 【岡山県 津山市】

作品名 幸せホルモンあふれる旅。津山市
出品者 岡山県 津山市
制作者 株式会社 電通西日本岡山支社
作品コンセプト

B-1グランプリで「津山ホルモンうどん」が全国的な知名度を上げましたが、津山市の魅力はそれだけではありません。歴史、グルメ、自然、伝統文化、鉄道など、津山市は多彩な魅力が詰まった街です。部位によって様々な味わいを楽しめるホルモン焼肉のように、幸福感あふれる様々な体験を、津山市でぜひ味わってください。

【オンライン投票について】
ポスターコンクール専用サイトに設けた投票ページより、第一次審査を通過した作品の中から、「ここに行ってみたい」「とても魅力がある」と感じたポスターに、一人3票まで投票していただきました。(重複投票は無効)
・投票期間:平成30年3月1日~3月31日
・有効投票者数:14,295名
・有効投票数:27,286票

オンライン投票部門 1位     2,601票

冬に恋、函館。 【北海道 函館市】

得票数 2,601票
作品名 冬に恋、函館。
出品者 北海道 函館市
制作者 株式会社 電通北海道
作品コンセプト

「冬に恋、函館。」というスローガンに、全面にレイアウトした冬ならではの景色。 そしてそれを見つめる恋人のシルエット。 冬を好きになり、そして恋に落ちてしまう。 そんな冬も魅力的な街である函館を表現しました。 また、「恋」=「来い」という音で、「冬にこそ来てほしい」というもう一つの意味を込めたダブルミーニングのスローガンです。 見たい景色と、見る人の両方を描くことで感情移入しやすいポスターに仕立てました。

オンライン投票部門 2位 (総務大臣賞受賞)     1,728票

ストーリーのあるまち 香美町 【兵庫県 香美町】

得票数 1,728票
作品名 ストーリーのあるまち 香美町
出品者 兵庫県 香美町
制作者 有限会社 コパン・デザインソース
作品コンセプト

偶然に出会った美しい風景や文章が、人を救い、人生の新しい1ページを刻むことがあります。 兵庫県香美町。この町には、人々がその美しさに目を奪われ、敬い、人生のストーリーに変化や彩りを与えてきた大切な風景があります。 「ストーリーのあるまち」をコンセプトに、地域を象徴する風景とそこにまつわる情感豊かなエッセイで、日々の生活に少しだけ疲れてしまった女性の胸に響く、旅情を誘う作品を目指しました。 エッセイストには、旅エッセイに定評のある直木賞作家、角田光代氏を起用し、一緒に町を巡りながらストーリーを考えていただきました。 このポスターを通じて、香美町の魅力が多くの方々に伝わることを願います。

オンライン投票部門 3位     1,457票

八重山の島々 Yaeyama Islands 【沖縄県 一般社団法人八重山ビジターズビューロー】

2017-000096-01

2017-000096-02

得票数 1,457票
作品名 八重山の島々 Yaeyama Islands
出品者 一般社団法人八重山ビジターズビューロー
制作者 株式会社 たしざん
作品コンセプト

八重山諸島の持つ雄大な自然、海だけではない自然や文化といった島々の表情を、コピーと写真を通して直感的に分かりやすく伝え、八重山諸島への旅を誘う。