第65回日本観光ポスターコンクール結果発表

平成29年5月8日、東京・芝公園のAP浜松町において、第65回日本観光ポスターコンクール審査会を開催しました。本コンクールには全国より231作品の応募があり、50作品が第一次審査を通過いたしました。専門審査会はこの50作品を対象に専門的な観点から各賞を決定するもので、審査員には評論家の山田五郎氏、写真家・映画監督の宮澤正明氏、グラフィックデザイナーの左合ひとみ氏をお迎えし、審査会が行われました。

その結果、国土交通大臣賞は、『行くぜ、東北。』(東日本旅客鉄道株式会社:東京都)、総務大臣賞は『ゆけ、シンフロ部!』(大分県広報広聴課:大分県)が選出されたほか、観光庁長官賞、日本観光振興協会会長賞、審査員特別賞(2点)、入賞(3点)の各賞もそれぞれ選定されました。また、4月3日~5月1日にインターネットを通じて行われたオンライン投票部門の結果も承認されました。

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【オンライン投票について】
ポスターコンクール専用サイトに設けた投票ページより、第一次審査を通過した50作品の中から、「ここに行ってみたい」「とても魅力がある」と感じたポスターに、一人3票まで投票していただきました。(重複投票は無効)
・投票期間:平成29年4月3日~5月1日
・有効投票者数:13,754名
・有効投票数:26,555票

【オンライン投票について】
ポスターコンクール専用サイトに設けた投票ページより、第一次審査を通過した50作品の中から、「ここに行ってみたい」「とても魅力がある」と感じたポスターに、一人3票まで投票していただきました。(重複投票は無効)
・投票期間:平成29年4月3日~5月1日
・有効投票者数:13,754名
・有効投票数:26,555票

オンライン投票部門 1位     1,845票

雲海に浮かぶ 冬の越前大野城 【福井県 大野市】

得票数 1,845票
作品名 雲海に浮かぶ 冬の越前大野城
出品者 福井県 大野市
制作者 中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社
作品コンセプト

雪化粧し冬の雲海に浮かぶ越前大野城のポスター。 冷え込みはじめる秋から春にかけて、いくつもの自然条件が揃った時にだけ現れる天空の城。冬の北陸には珍しい澄み切った空、まちを包みこむ静寂の雲海、そして朝陽に照らされて佇む凛とした天守閣を写真におさめています。周囲を山々に囲まれ、まちの中心に城がそびえる、この大野ならではの地形と自然とが調和した日本らしい美しさを表現しました。

オンライン投票部門 2位     1,533票

故郷への道 【滋賀県 一般社団法人北びわこふるさと観光公社】

得票数 1,533票
作品名 滋賀県 故郷への道
出品者 一般社団法人北びわこふるさと観光公社
制作者 サンメッセ株式会社
作品コンセプト

『故郷への道』をコンセプトとして、当地の様々な道をメインに制作しています。視点が中心に集約する対称構図と、それぞれに合わせたキャッチコピーを同じく中心に据えることで、4種のポスターに統一感を持たせています。観光ポスターでありながら、実際このポスターを目にする方の多くは、主に長浜・米原市民です。そこでキャッチコピーは市民、とりわけ若い世代へのメッセージとしました。若者が旅人となって歩む道を、夏<旅立(止まるも行くも限りとて、)>→秋<遍歴(遍歴の果て-。)>→冬<選択(    。)>→春<希望(もともと地上に道はない。)>の順に表現しています。

オンライン投票部門 3位     1,477票

静かに町の時間と空気感を味わう 【岐阜県 白川町観光協会】

得票数 1,477票
作品名 静かに町の時間と空気感を味わう
出品者 岐阜県 白川町観光協会
制作者 (株)OAKS
作品コンセプト

豊かな自然に囲まれた白川町ならではの魅力はなんですか? それはここでしか味わえない時間と空気です。町の全てがこの時間と空気に浸されながら、発酵、沈殿し、独特な「香」を醸し出しています。 ポスターの前に立つだけで、その場の空気や温度や湿度までも感じられるようにするために、ポスターを見るひとに訴えかけるであろう場面を熟考し、時間、天気、光の状態などとことんこだわりながら年間を通して撮影をし、地元の人たちが日常の中で親しんでいる、美しい場面を飾り気なく表現するように努めました。 また、より実感をもって感じ取っていただくための、キャッチコピーとさりげなく存在感を出すためのデザイン構成を心がけています。

オンライン投票部門 4位     1,420票

世界遺産の里 南砺・五箇山 【富山県 南砺市】

得票数 1,420票
作品名 世界遺産の里 南砺・五箇山
出品者 富山県 南砺市
制作者 北海道大学観光学高等研究センター
作品コンセプト

世界遺産の五箇山合掌造り集落を舞台に、南砺市の魅力である「自然と風景」「歴史と文化(生活)」のそれぞれをテーマとして作成しました。1枚目は「自然と風景」をテーマに、朝霧がかかった早朝の相倉合掌造り集落の風景を前面に出し、英国の詩人ウィリアム・クーパーの言葉をキャッチコピーとしています。2枚目は「歴史と文化(生活)」をテーマに、日々の暮らしの積み重ね(歴史)が生む文化の形を基本コンセプトとし、菅沼合掌造り集落の次世代を担う子どもたちの通学風景を表現しました。

オンライン投票部門 5位     1,200票

和歌山県観光PRポスター「水の国、わかやま。」 【和歌山県】

得票数 1,200票
作品名 和歌山県観光PRポスター「水の国、わかやま。」
出品者 和歌山県
制作者 株式会社和歌山リビング新聞社
作品コンセプト

温暖な気候で雨が多い和歌山県は豊かで多様な森林を持ち、古くから「木の国」と呼ばれています。そんな自然豊かな森林に降り注いだ雨が浄化され、川になり海へ注ぎ、また雨となります。水の循環が健全であることに加え、山と海の距離が近い和歌山県ではあちらこちらで透明度の高い「水」に出合えます。今回、和歌山県の水の美しさが象徴される写真を用い、女性をメインターゲットに見る人の想像力を刺激し誘客につなげます。

オンライン投票部門 6位     1,115票

新しく生きよう。NEO ONE KUMAMOTO 【熊本県 熊本市】

得票数 1,115票
作品名 新しく生きよう。NEO ONE KUMAMOTO
出品者 熊本県 熊本市
制作者 有限会社オービット
作品コンセプト

熊本市は現在、平成28年熊本地震からの「再生と創造」をテーマに、新たな熊本づくりを進めており、作品は、この取組を表現した「新しく生きよう。 NEO ONE KUMAMOTO」というスローガンと、熊本のシンボルである「熊本城」を題材としています。 熊本のことを想い、または様々なかたちで支援いただいた方々に、今度は観光地として、あるいは震災の経験や教訓を活かすなどの様々な目的で行われる旅行や会議の場として、復旧・復興に向けて前を向く熊本を訪れ、そして、活気にあふれたまちや人との交流をぜひ体感して欲しいという願いを込めています。

オンライン投票部門 7位(入賞)     1,098票

交通拠点を活用したみえ旅プロモーション事業におけるJR駅掲出用ポスター 【三重県 みえ観光の産業化推進委員会】

得票数 1,098票
作品名 交通拠点を活用したみえ旅プロモーション事業におけるJR駅掲出用ポスター
出品者 三重県 みえ観光の産業化推進委員会
制作者 株式会社ジェイアール東海エージェンシー
作品コンセプト

当作品は、伊勢志摩サミット開催を契機に注目を集める本県の魅力を全国のJR有人駅で発信し、誘客促進と県内での消費拡大につなげるために作成したものです。通勤・通学時などの一瞬のタイミングに「その土地ならではの美味しい食事」「その土地独特の景色や風情」という旅情をかきたてる2つの要素を深く印象づけ、三重への食旅を想起させるため、「伊勢えび」「松阪牛」「あわび」「あのりふぐ」という伊勢志摩サミットで提供された魅力ある「食」をメインの写真に使用し、併せて、サミット開催地に選ばれた理由の一つである日本の原風景とも言える美しい自然や、豊かな文化・伝統に触れることができる観光スポットを紹介しています。