第63回日本観光ポスターコンクール結果発表

平成27年3月17日、東京・芝公園の東京プリンスホテルにおいて、第63回日本観光ポスターコンクール審査会を開催しました。本コンクールには全国より197作品の応募があり、49作品が第一次審査を通過いたしました。専門審査会はこの49作品を対象に専門的な観点から各賞を決定するもので、審査員には作家の伊集院静先生、工業デザイナーの奥山清行先生、グラフィックデザイナーの左合ひとみ先生をお迎えし、審査会が行われました。

その結果、国土交通大臣賞には、審査員全員から高い評価をいただいた『金沢点描』(石川県金沢市)、総務大臣賞には『伊勢市観光ポスター』(三重県伊勢市)が選出されたほか、観光庁長官賞、日本観光振興協会会長賞、審査員特別賞(3点)、入賞(3点)の各賞も選定されました。また、2月9日~3月9日にインターネットを通じて行われたオンライン投票の結果も承認されました。

※出品者の名称は応募当時のものです

審査員特別賞

途切れた道が、教えてくれたこと。 【一般社団法人 若狭三方五湖観光協会】

作品名 途切れた道が、教えてくれたこと。
出品者 一般社団法人若狭三方五湖観光協会(福井県若狭町)
制作者 一般社団法人若狭三方五湖観光協会
作品コンセプト

昨秋当地を襲った台風18号による土砂崩れ(9/16)によって常神(つねかみ)半島を通る唯一の道である県道216号線が寸断され、そこに仮設橋が設置されるまでの約1ヶ月間、3つの漁村が孤立状態に陥りました。生活者の穏やかな暮らしは大きく揺さぶられ、漁師民宿宿泊予約の相次ぐキャンセルや風評被害が重なり当地観光産業は計り知れない影響を受けました。

この「途切れた道」の復旧(完全復旧は本年7月)を受け本ポスターを製作し、豊かな恵みを育んでくれる海とそれを生業とする漁村の笑顔を存分に映しこんだ写真を全面に使用することで、災害に臆せず復旧に注力する生活者の元気を描き、観光産業の活性回復を訴求することに努めました。